2026年、私たちはあまりに多くの「正解らしきもの」に囲まれています。
テレビをつければワイドショーで最新の健康法が流れ、SNSを開けば誰かの成功体験がタイムラインを埋め尽くす。(高齢者の方のほうがテレビ事情は詳しいですね笑)
けれど、ふと自分の身体に目を向けたとき。
「なんとなく身体が重い」「足元だけがずっと冷える」
そんな、名前のつかない不調に、どの「正解」を当てはめればいいのか分からなくなることはありませんか。
病院に行くほどではないけれど、確実に自分の「暮らし」を侵食している、その小さな綻び。
それを単なる「加齢」や「疲れ」で片付けないことが、自分をメンテナンスする第一歩だと私は考えています。
私は普段、鍼灸師として患者さんの身体に触れ、
ケアマネジャーとして生活の動線を整え、
登録販売者として薬の棚を整理し、
社会福祉主事として、制度というセーフティネットの端を握っています。
なぜ、一人の人間がこれほど多くの窓口を持っているのか。
それは、人の身体は「筋肉」だけでできているわけではなく、日々の「食事」や「くすり」、あるいは「住環境」や「社会との繋がり」といった、複雑な糸が絡まり合って成り立っているからです。
足の冷えひとつとっても、それは血流の問題(鍼灸)かもしれないし、住まいの断熱の問題(介護・福祉)かもしれない。あるいは、選んでいるお薬の飲み合わせに原因があるかもしれません。
このブログでは、私が現場で出会う景色と、4つの視点から見えた「自分を整えるための羅針盤」を少しずつ共有していこうと思います。
まずは今日、あなたが感じている「なんとなくの違和感」に、静かに耳を傾けることから始めてみませんか。